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このサイト及び下記のパンフレットは、熊本県の平成28年度地域包括ケアシステム構築に向けた民間活動促進事業補助金によって作成されました。

 

2017年3月30日  東京都千代田区ライジング・スクエア

地域包括ケアシステムにおけるこれからの保険外サービスの~地域での展開と家族支援~

のセミナーにて、くまもと高齢者支援インフォーマルサービスネットワーク が紹介されました。

 

 

設立の背景

くまもと高齢者支援インフォーマル(介護保険外)サービスネットワーク設立の背景と目的

1)高齢者福祉の現場や高齢者への情報提供

自治体や地域包括支援センター、ケアマネジャー、介護事業者 といった高齢者との接点となる主体にまで、保険外サービスについての情報が十分行き届いていないという現状がある。例えば、介護保険サービスについては地域にどのような事業者、サービスがあるかが整理されていても、保険外サービスとなると、そもそも地域でどのようなサービスが利用可能なのかが一覧で整理されていないことや、 一覧で整理されていても、民間企業等が提供する多様なサービスが網羅的に把握され ていない、あるいはその内容や効果まで十分に把握されていないといった状況も多い。

保険外サービスについては、あくまで個々の人が知り得た範囲の情報収集に留まっているケースが珍し くないであろう。 以上のような状況を受け、高齢者の QOL 向上に資する保険外サービスを提供してい る情報を収集し、「インフォーマルサービスの情報」としてとりまとめることで、保険外サービスの活用促進を図ることが本ネットワーク設立の背景にある。

2)インフォーマル事業者間の情報の共有と新しい価値の創出

これまではインフォーマルサービス事業者が個々に情報を発信して高齢者関連施設や自宅で生活する高齢者のニーズに応えてきたのが実情である。
そこで、介護保険外サービスを行っている民間の事業者が緩やかなネットワークをつくり相互に情報を共有することによりそれぞれの業者が高齢者に関わる現場において高齢者が抱える困りごとや希望に応えることができる情報提供が可能となり、高齢者のQOLに資することを目指したい。

今後、このネットワークによりインフォーマルサービス事業者間の交流が深まることにより、様々な形の連携が生まれることにより点が線となって、新たな価値が創出され、高齢者の暮らしにより役立つ新たなサービスが生まれてくることが期待できる。保険外サービスの活用の促進と同時に新しいサービスの創出が本ネットワーク設立の狙いであり、高齢者が自分らしく心豊かに安心して暮らすことのできる社会をつくることがこのネットワークの目的である。

(参考資料)

厚生労働省2016年3月発行
地域包括ケアシステム構築に向けた公的介護保険外サービスの参考事例集
保険外サービス活用ガイドブック

団体概要

設立趣旨

高齢者の人口の増加や介護保険制度の改定により、高齢者の暮らしを多様な形で支えることのできるインフォーマル(介護保険外)サービスのニーズが益々高まってくることが予想されます。
そこで、民間の関連事業団体が連携することにより、提供するサービスの質の向上と情報の共有化を図り、地域福祉関係者や在宅療養・介護をされておられるご家族へ多様で良質な情報提供をすることにより、高齢者が安心して心豊かに暮らすことのできる社会づくりに貢献します。

 

設立日:2016年3月1日

 

活動内容

・地域の行政、福祉関係者及びご高齢者やそのご家族への情報提供
・事業者間の交流と情報の共有による新しい価値の創出

 

対象

高齢者へのインフォーマル(介護保険外)サービスを有料で提供し、熊本で活動している民間事業者。
設立手順 発起人会→趣意書作成(熊本県・熊本市の後援)→ 関係団体への呼びかけ→名簿作成→情報の提供→情報交換のための交流会の開催

 

発起人

有限会社宝観光タクシー
株式会社BOY
株式会社コスギ不動産
株式会社柊喜コネクト
COCOROトータルライフサービス
旅のよろこび株式会社
株式会社ゆとりすと
一般社団法人夢ネットはちどり

 

事務局
一般社団法人夢ネットはちどり
熊本市西区春日7丁目19-98
096-227-6740

応援メッセージ

熊本保健科学大学 前学長/小野友道
  高齢者の豊かな暮らしの為には、周囲からの支援が不可欠なのですが、それは家族の負担に直結します。しかし現実的に考てみると、忙しい現代社会に於いて対処困難な場面も多く見られます。
この取組みは、そんな介護に携わる方々にも役立つものだと思います。
熊本県医師会 会長・福田病院 理事長 /福田 稠
  健康な暮らしには、清潔な環境とバランスのとれた食事、そして人と社会との円滑なコミュニケーションを保持していく事が大切。この様なサービスを活用し、前向きな生活を送って欲しいと思います。
元気な高齢者は明るい世の中を作ります。社会的にも意義ある取組みですね!
青磁野リハビリテーション病院 理事長/金澤知徳
  「一人暮らしに不安を抱える高齢者と、心配する遠方の家族」熊本でもよくあるケースです見守りは、家族と地域と事業者が三つ巴で行ってこそ効果を発揮します。
人との日常的な触れあいの中、元気で豊かな老後を過ごして頂く為、私たちも全力で支えていきます!
ひまわり在宅クリニック 院長/後藤慶次
  病気や障がいがあって要介護状態になっても住み慣れた我が家で暮らし続けたい。
そう願うのは当たり前のことです。不安なく生きがいのある日々を送るために、在宅医療や介護保険とともにあなたの暮らしを支え、いつでも相談できるそんな仲間を増やしましょう。
杉野クリニック 院長/杉野茂人
  健全な住環境は、健全な心身を保つ為の大事な要素ですが、住まいの不具合も高齢になるとついつい見逃しがちになるものです。安全かつ明るい部屋で暮らす事は生活の基本です。
“医療の基本は日々の食と暮らし”選び方の難しい、高齢者住宅の紹介もありがたいですね。
熊本市校区社協連合会 会長 /主海偉佐雄
  世界一の高齢化社会に突入している日本で、社会福祉は最も重要な課題のひとつです。公的支援では不足する部分は、適正な事業を行なう民間が支えていかねばなりません。
今後益々充実するインフォーマルサービスは、大きな社会的意義を持つでしょう。
大村法律事務所 弁護士/大村豊
  病院への入院や施設への入居には、保証人が必要となりますが、身寄りのいない方にとっては簡単な事ではありません。状況によっては、後見・相続・その後に至るまで懇切丁寧にサポートします。
誰もが持つ“不安な気持”私たち専門家へ気軽に話してみてください。
くまもとUBA 会長・保護司/宮崎靖大
  私たち、くまもとUBA(熊本県中小企業団体中央会 青年部協議会)会員企業 約1,000 社は、中小企業の立場から県内高齢者の豊かな暮らしを支えます!さて消費者庁によると葬儀満足度はわずか2割との事!正しい情報提供を行なう第三機関の存在はとても大切ですね。

 


 

熊本県医療ソーシャルワーカー協会会長/土肥 尚浩
  医療の現場に於いて病気や障がいがあっても元の生活ができるように患者様やご家族を支援するのが私達「ソーシャルワーカー」の仕事です。

高齢者の生活が多様化している現代に於いては介護保険等の公的なサービスだけでは対応困難な場面にも直面しますが、この取組みが、高齢者の多様なニーズを受け止めてくれる事でしょう。熊本県民の福祉の向上の為、一緒に進んでいきましょう!

熊本市議会議員 厚生委員長/村上 博
  現代社会に於いて、高齢者を支える事は、世の中を支える事にも等しいのではないかと考えます。こうした「福祉の精神」の基に官民が、同じ方向を見据えて、様々な業態が手を繋いで、高齢者社会に対し、包括的な支援を行なう活動は本当に素晴らしい事だなと感じます。  私自身、長年に渡り福祉に携ってきた経験を元に、微力ながら協力させて頂きたいと思います。
くまもと高齢者支援インフォーマルサービスネットワーク 事務局代表/堤弘雄
  熊本県にお住まいの高齢者の方々、そして高齢者を支える皆様、一日一日を懸命にお過ごしの事と拝察いたします。さて人の生涯を考えてみますと、若い頃は自分の足で行きたい所へ向かい、やりたい事を行ない、食べたい物を食し、欲しいものを購入します。要は「自ら選択し豊かな生活を送っている」わけです。しかし、歳を重ねる毎に少しずつ困難は増加します。私達は皆様がいくつになっても自ら自由に選択できる豊かな生活環境を創造して参ります。

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